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【グラニュース】楢崎「DFが攻撃に行きすぎ!!」 大学生相手に2戦連続カウンター失点に警鐘2013年7月2日 紙面から 名古屋グランパスのGK楢崎正剛(37)が守備の意識改善を提言した。6月26日、29日の2度の練習試合では大学生相手に攻撃面は機能したものの、守備面ではいずれもカウンターから失点を許した。楢崎は攻撃的な新戦術の一方で守備の意識が曖昧になりつつあることに警鐘を鳴らし、積極的に話し合っていく方針を示した。 繰り返される守備のほころびに、守護神の顔は浮かなかった。「カウンターをくらっていつもやられていたのに…。それを防がなきゃいけない」。大学生相手に主力組が2試合連続の失点。しかも5連敗の教訓が生かされていないカウンターでの失点に、楢崎は危うさを指摘した。 この中断期間に取り組む新戦術では、サイドを押し上げ前線で数的有利をつくるため中央にスペースができやすく、カウンターの危険は高まっている。29日の阪南大戦では自陣から攻撃を組み立てている最中にDF阿部がボールを奪われ失点につながった。ストイコビッチ監督は「個人のミスは助けられない」と話したが、個人のミスを周囲がカバーし、失点のリスクを最小限にするためにも全体が攻撃から守備に素早く切り替える意識を高めなければならない。 また、26日の常葉大浜松戦では、最終ラインの守備の人数が足りていたにもかかわらず、横にドリブルする相手に対して誰が奪いに行くのかがはっきりせず、ゴールを許した。楢崎は「それぞれのポジショニングと(ボール保持者への)アタックの意識、どこでやられたら、(カバーに)誰がいくのかというのができていない」と指摘。さらに「センターバックはそんなに行く必要はない」と、闘莉王、増川に対して深くまで攻撃参加しないよう求めた。 リーグ再開となる6日の清水戦まであと4日。「これからはもちろん相手が厳しくなるし、リスクも高くなる」と楢崎。この1カ月間でチームが変わったことを実証するためにも、守備陣を中心に話し合っていく。 (宮崎厚志) PR情報
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