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首相、福島の稲作激励 再開の海水浴場も視察
 | 山田町長(左)から作付け状況の説明を受ける安倍首相=1日午後、広野町 |
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安倍晋三首相は1日、福島県を訪れ、福島第1原発事故でコメの作付けを自粛し、3年ぶりに再開した広野町の水田を視察した。 安倍首相は生育の進む稲を見て、山田基星町長から作付け状況の説明を受けた。農業新妻良平さん(54)らから風評被害を心配する意見があり、首相は「風評を払拭(ふっしょく)し、ちゃんとした値段で売れるようにしたい」と励ました。 広野町は原発の半径20〜30キロにあり、昨年までほぼ全ての農家が作付けを自粛し、うち半数の農家がことし再開した。 首相は、3年ぶりに海開きするいわき市の四倉海水浴場や復旧工事中の楢葉町の常磐道も視察した。「作付けや海水浴の再開など希望の芽が出てきている。(芽が)大きな大木になるよう全力で支援していきたい」と述べた。
2013年07月02日火曜日
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