欧州株:上昇、ユーロ圏製造業指標と短観に反応-ノキア高い
7月1日(ブルームバーグ):1日の欧州株式 相場は上昇。日本銀行が発表した企業短期経済観測調査(短観)で大企業・製造業の景況感が2011年9月調査以来初めてプラス圏に浮上したほか、6月のユーロ圏製造業の生産活動が当初見積もりほど縮小しなかったことが支援材料となった。
フィンランドの携帯電話メーカー、ノキアは3.7%上昇。合弁会社の独シーメンス持ち分を取得することで合意したのが好感された。シーメンスは2.6%値上がり。一方、フランスの自動車メーカー、プジョーシトロエングループ(PSA)は2.5%安。同国の6月の新車販売台数が減少した。
ストックス欧州600指数 は前週末比1.2%高の288.29で終了。前週は1.7%上げていた。6月は米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が景気改善が見られれば刺激策を縮小する可能性があると発言したこともあり、5.3%下げた。
ロイヤル・ロンドン・アセット・マネジメントで欧州株の責任者を務めるアンドレア・ウィリアムズ氏は「6月の相場は極めて弱かったので、この先は明るくみる準備が整っているかもしれない」と指摘。「循環株への投資がやや積極的になるかもしれない。短観は支援材料だ。措置が講じられたおかげで経済状況は改善している」と語った。
英マークイット・エコノミクスがこの日発表した6月のユーロ圏製造業景気指数(改定値)は48.8と、前月の48.3から改善。6月20日発表の速報値(48.7)も上回った。
1日の西欧市場ではアイスランドを除く17カ国で主要株価指数が上昇。英FTSE100指数は1.5%上げ、5月28日以来の大幅高となった。
原題:European Stocks Rise After PMI Manufacturing Data; NokiaClimbs(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Namitha Jagadeesh njagadeesh@bloomberg.net
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更新日時: 2013/07/02 02:10 JST