新地で作業船座礁 護岸工事で釜石に移動中
30日午前2時ごろ、新地町谷地小屋字北畑の釣師浜海岸に静岡県の花崎海洋土木の作業船「第17海栄丸」=同県牧之原市、岩間勝正船長(73)=が座礁した。
福島海上保安部、相馬署によると、船は砂浜に乗り上げて倒れており、原因などを調べている。岩間船長と男性乗組員(65)の2人が乗っていたが、自力で砂浜に上がって無事だった。付近でごく薄い浮流油(長さ約150メートル、幅約20メートル)が見つかった。同船は同日午後2時10分ごろ、救出され、近くの釣師浜漁港に運ばれた。
同船は潜水支援のための作業船で、小型の8・3トン級。静岡県の清水港を28日に出発し、岩手県の護岸工事のため、釜石港に向かう途中だったという。
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