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(被災地から)写真見たくなる日のため

■岩手・大船渡駐在 杉村和将

 津波の被災地で、がれきの中から見つかった写真を洗い、持ち主に返す作業が続いている。岩手県大船渡市では、社会福祉協議会のスタッフの手で41万枚が洗浄され、36万枚が持ち主の元に戻った。

 そのスタッフたちがいま感じているのは、写真を受け取る人の反応が、以前とは明らかに違うということだという。

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