中国の連休初日、学生の保護者に会っていました。
先日その学生が入院し、簡単な手術をすることになったので、お父さんがわざわざ北京まで来ていました。
なんの脈絡もない話だけど、その学生はイケメンだと思う。
顔と体のバランスが芸能人みたい。
そんなイケメン君は、とにかく朝起きられない子です。
低血圧だと言っていたけど、数値は私と同じくらいです。
0時前にはベッドに入るけど、寝れるのが午前3時、4時。
起きるのが正午前後。
とっくに授業終わってます。
眠れない辛さ、起きれない辛さはよく分かるので、これまで必死に励ましてきました。
授業中、ぼんやり別のことを考えているようだ、と先生たちから言われた事もありました。
これも分かるのですが、別に考え事をしている訳ではありません。
完全にスイッチが切れている状態になっているようです。
普通の人たちが70%くらいのやる気で普段生活をしているとしたら、彼は20%くらいまで落としているように見えます。
シャットダウンしておかないと、いろいろなものが入ってきてしまうのではないでしょうか。
感受性の強い子なんだと思います。
私の母と弟がそういうタイプです。
注意力を散漫させておかないと、相当疲れるみたい。
自分の身内にそういう人がいなかったら、ただのやる気のない学生と見なしているところでした。
ここには本当にいろいろな学生がいます。
学生がいま直面している事、これからぶち当たるであろうことは、結婚と妊娠以外だったら、私はほぼ経験しているのではないかと思います。
不眠、鬱、同性愛、自殺未遂、ストーカー、心霊現象、三角関係の修羅場、警察に保護される・・・
その時々のことを振り返ると辛いこともありましたが、そのおかげで学生の悩みが理解できるし、アドバイスできるし、いろいろやっておいて良かったと思っています。
自分は臆病で生真面目な人間だと思って生きてきました。
あるとき全てがどうでもよくなってしまって。
中国に来て1年でいろいろとリセットし、さらにもう1年かけて自