見切りをつけられない学生

北京の短い春が終わってしまったようです。今日は上司が半袖で出勤していました。
こっちにいるとあまり考えないのですが、衣替えって6月1日からでいんですよね?
連休前まで事務所では暖房を付けていたのに、今日は修理工の人たちがエアコン(冷暖房機)の清掃に来ました。
フィルターにほこりがもっさり付いていました。こんなのをつい最近まで平気で使っていたなんて!!





順調にいけば6月末で卒業予定だった学生2名の留年が確定しました。
私の学生たちは日本の年度に合わせて4月入学、1月卒業です。6月の卒業ということは、すでに半年留年している学生です。
さらに言えば、その学生たちはこれまで半年留年していたわけではなく、1年半の留年。今回で2年遅れの卒業が決定しました。
こっちの大学ではよくある話です。私が2011年9月に駐在員として母校に戻ったとき、一緒に入学した同期が2人もまだいました。
そのうちの一人は7年かけてようやく学位を取得。


海外に行きさえすれば、毎日その国の言語を聞いていれば簡単に語学を習得するできると思っている人がたくさんいます。
そういう考えの保護者さんは多いし、残念な事にうちの事務所の理事の中にもそう思っている人がいます。

一つの言語(うちの学生で言えば日本語)が定着した後に、さらに別の言語を身に着けるには、それなりの努力が必要です。そして、学問にはやはり向き不向きがあるようです。
私の職場はただの留学エージェントではなく、大学の日本事務所として日本人学生の入試を代行しています。
日本人留学生のために創設された学部な

(1/3) 次»

学生のこと
2013/05/07




コメント(0)|コメントを書く

カテゴリー一覧
最近のコメント

このブログを友達に教える

コミュニティ

画面TOP↑


powered by cocolog