月曜日に日本から来た上司(事務所No.1のボス)が今日の昼に帰国しました。本当にいいタイミングで来てくれたと思います。
月曜日に退学が決まった2年生の男子がいます。
その学生はあまりに欠席が多く、去年の後期も欠席過多で試験を受けられず留年しました。今年は2回目の2年生です。
おそらく中国の他の大学でもそうだと思いますが、同じ学年で2回留年することができません。2回目は退学です。
退学宣言をしたいのですが、先週の土曜日から入院していて、月曜がちょうど手術の日でした。
日本の事務所に、どのタイミングで退学を告げればいいのか相談したところ、事務所No.2のおじいちゃんが、
「2年生までの単位を満了すれば、退学しても日本の大学で3年生に編入できる」
「2年以上在学しているのだから、2年生の単位を満了したことにするように大学側に折衝しろ」と訳の分からないことを言い出しました。
最近このおじいちゃん「折衝」という言葉が大好きです。
前学期も今学期も試験を受けていないので、単位を満了したことにするには、成績表を偽造して試験を受けたことにしなければいけません。
そんな事できるはずもなく、そんな交渉を大学側にするなんてうちの信用がガタ落ちです。真面目にやってる学生にも申し訳ない。
それは無茶です、と伝えたのですが「ただ退学です、なんて保護者に言えるわけがないだろう。折衝しなさい」とうるさい。
あまりに喚くので通信状態が悪いことにしてスカイプ切りました。
その日の夜に、日本から来た上司に全部報告しました。そんなことできるわけないでしょーが、で終了。
そして今日、上司(No.1)から直接日本の事務所にスカイプで「できない」と伝えてもらったのですが、それは学歴詐称になりますよ、の一言におじいちゃんがキレた(笑)
「私が言っているのはそういうことではない。人道的措置を取れと言ったんです!」
「温情で今学期と来学期の試験を受けさせて、その後自主退学させるように大学と折衝しろと言ったんです!」←こん