政治・社会 

文字サイズ: A A A

Ads

医師らに報酬2400万円 治験不正 病院にはわずか3万円- 産経新聞(2013年7月1日15時05分)

 肥満症を治療する市販薬の開発をめぐり、大阪市西成区の千本病院が被験者の身長を実際より低く記載していた問題で、治験を担当した医師2人=いずれも退職=が、製薬会社から同病院に支払われた治験費用2460万円のうち計約2400万円を、報酬として受け取っていたことが1日、わかった。病院側に残されたのはわずか約3万円だった。

 千本病院によると、治験は製薬大手の小林製薬(大阪市)が依頼。病院は治験施設支援機関大手の「サイトサポート・インスティテュート」(SSI・東京)を通じて、治験費用を受け取ったという。

 治験は当時の内科部長と院長の2人が担当。元内科部長は約2154万円、元院長は約245万円を受け取っていた。このほか治験業務に関わっていた看護師1人にも約57万円が支払われていたといい、病院側に残ったのは約3万円だった。

この記事に関連するニュース

参院選特集2013

政治・社会ランキング

  • Infoseek ニュースをTwitterやFacebook、スマートフォンアプリで読もう
  • マンガで時事ネタに強くなる!舞台はとある「桜だもん高校」。教師と生徒の学園コントを通して、今おさえておきたいニュースへの理解を深めることができます
  • Infoseek ニュース 公式Facebook
  • Infoseek ニュース 公式twitter
  • Infoesek ニュース 公式iPhoneアプリ
  • Infoeek ニュースメールマガジン
  • Infoeek ニュース総合トピックスのRSS