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再送-UPDATE 3-中国の製造業PMI、6月は新規受注低迷で振るわず 下期は一段の景気減速も

2013年 07月 1日 16:27 JST
 
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* 6月の製造業PMIは50.1=中国国家統計局

* HSBC製造業PMIの改定値は9カ月ぶり低水準

* 第2・四半期は成長率鈍化へ、下期は一段の減速も=エコノミスト

* 指導部は成長鈍化に懸念示さず、改革に注力

[北京 1日 ロイター] - 中国国家統計局とHSBCが1日にそれぞれ発表した中国の6月の製造業指標は、新規受注の低迷から、共に振るわない内容となった。

中国国家統計局がこの日発表した6月の製造業購買担当者指数(PMI)は50.1となり、前月の50.8から低下。PMIは50を上回ると景況の改善を示し、下回ると景況の悪化を示しており、この節目をわずかに上回る水準だった。最後に50を割り込んだのは9月。

HSBCの依頼でマークイットが実施した6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)改定値は48.2となり、5月の49.2から低下。2012年9月以来、9カ月ぶり低水準となった。速報値は48.3。

節目の50を2カ月連続で下回り、第2・四半期の中国経済の減速の兆しを鮮明にした。

ただし、中国の指導部は成長が鈍化している状況に懸念を示しておらず、習近平国家主席は週末、どんな犠牲を払っても経済成長を追い求める姿勢が、これ以上賞賛されるべきではないとも発言していた。

国家統計局の製造業PMIの新規受注指数は50.4と、5月の51.8から低下した。これまでと違い、今月は新規輸出受注の数字を公表していないが、その理由は説明していない。

HSBC/マークイットの方では、新規受注指数は47.6と昨年10月以来の低水準となり、5月の48.7からさらに低下した。

<指導部は成長鈍化に懸念示さず>

投資家懸念は拡大しているものの、新たな指導部は景気減速を懸念していないようで、改革を加速させる方針を繰り返し表明している。

習近平国家主席は週末の政府高官との会合で、評価の手法を改善する必要性に言及し、「単に国内総生産(GDP)成長率を根拠として、これ以上誰かを称賛すべきではない」と述べた。

市場の改革を推し進め、投資および輸出主導型の経済のバランスを調整する決意は、ここ2週間の銀行間取引市場の混乱で浮き彫りになっている。

中国銀行業監督管理委員会(銀監会、CBRC)の尚福林主席は29日、中国の銀行システムには十分な流動性があるとし、銀行には決済需要を満たすのに十分過ぎるほどの資金があると述べた。

だがこの資金需給のひっ迫は、中国の下期の景気見通しをさらに曇らせることになりそうだ。オフバランスの貸し出しの伸びが鈍化する見込みで、新指導部は刺激策を控えることが考えられるためだ。

JPモルガンの中国担当チーフエコノミスト、Haibin Zhu氏は、「銀行間取引市場での借り入れ金利の上昇を銀行が顧客に転嫁すれば、金融の状況が本当にタイトになる」とした。

<下期はさらに鈍化か>

国家統計局の発表に併せて公表された声明で、政府直属のシンクタンクである国務院発展研究センターのエコノミスト、Zhang Liqun氏は、6月は全ての主要なサブ指数が低下しており、経済に対する下押し圧力を示していると指摘した。

生産指数は52.0と、5月の53.3から低下。在庫水準は47.6から47.4に低下した。

HSBC/マークイットのPMIでは、6月に完成品の在庫が4カ月連続で増加したことが示された。また生産指数は昨年10月以来初めて50を下回り、雇用は8月以来の急速なペースで低下した。

7月15日には第2・四半期の中国の国内総生産(GDP)統計が発表される。多くの投資家は、中国経済の成長率が第1・四半期(前年比7.7%)からさらに鈍化するとの懸念が現実になると予想している。

ノムラ(香港)の中国担当チーフエコノミスト、ZhiweiZhang氏は「弱いPMIにより、GDPが第3・四半期か第4・四半期に7%を下回る確率を30%とするわれわれの見方が裏付けられた」と述べた。

*〔表〕6月の中国PMIの内訳(国家統計局発表)

 
 

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*統計に基づく世論調査ではありません。