UPDATE 2-ユーロ圏製造業PMI改定値、6月は48.8で16カ月ぶり高水準
(英PMIを追加しました。)
[ロンドン 1日 ロイター] - マークイットが発表した6月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は48.8だった。速報値の48.7から小幅に上方修正され、16カ月ぶり高水準となった。5月は48.3だった。
欧州の製造業の安定化の兆しと、規模の小さな国にも上向きの兆候がみられた。
ただ、景況の改善・悪化の節目となる50は23カ月連続で下回った。
生産指数は2012年2月以来の高水準となる49.8で、前月の48.8から改善した。
マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は、周辺国の改善が心強い、と指摘した。
<ユーロ圏=マークイット発表>
6月 6月速報値 5月
PMI指数 48.8 48.7 48.3 <ドイツ=マークイット発表>
6月 6月速報値 5月
PMI指数 48.6 48.7 49.4 <フランス=マークイット発表>
6月 6月速報値 5月
PMI指数 48.4 48.3 46.4 <イタリア=マークイット/ADACI発表>
6月 5月
PMI指数 49.1 47.3 <スペイン=マークイット発表>
6月 5月
PMI指数 50.0 48.1 <ギリシャ=マークイット発表>
6月 5月
PMI指数 45.4 45.3
<英国=マークイット/CIPS>
PMI指数 52.5 51.5
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