EURIBOR上昇、好調なユーロ圏PMI受け=欧州短期金融市場
[フランクフルト/ロンドン 1日 ロイター] - 1日の欧州短期金融市場で、欧州銀行間取引金利(EURIBOR)が上昇した。マークイットが発表した6月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が48.8で16カ月ぶり高水準となり、域内経済に安定化の兆しが見えたことを受けた。
ただ、欧州中央銀行(ECB)が今週の理事会で緩和的な姿勢を維持すれば、金利上昇は一時的に終わる可能性があるとみられている。
指標3カ月物のEURIBOR は0.222%で清算、6月28日の0.218%から上昇した。LIBOR(ロンドン銀行間取引金利) も0.14857%と、0.14714%から上昇した。
6カ月物 は0.335%から0.340%に小幅上昇、1週間物 は0.094%から0.091%に小幅低下した。
ユーロ圏無担保翌日物平均金利(EONIA) は0.086%から0.208%に急上昇した。
ドル建てEURIBOR も上昇、3カ月物は0.44889%から0.45500%、1週間物も0.28333%から0.28750%に上がった。
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