和装でセクシー　花魁くーちゃん

　歌手の倖田來未（３０）が３０日、横浜市の横浜アリーナで、最新アルバム「ＪＡＰＯＮＥＳＱＵＥ」を引っ提げた約２年ぶりの全国ツアー（９都市１６公演）の最終公演を開いた。

　昨年７月に長男を出産後、初のツアー。第１幕「和」では、ゴージャスな花魁（おいらん）風の衣装で登場した。重さ約１５キロの着物と５キロのゲタを身に付けるため、メークを含め２時間もかけたという。第３幕ではドラム演奏に挑戦。アンコールでは新曲「ＬＡＬＡＬＡＬＡＬＡ」（７月３１日発売）を初披露した。

　夫でロックバンド「ＢＡＣＫ−ＯＮ」のＫＥＮＪＩ０３（２８）と長男が客席で見守る中、倖田は妊娠がわかり引退を考えた際、夫から「倖田來未として歌い続けてほしい」と勇気づけられたエピソードを披露。

　「（家庭との）両立って難しい。理想と現実は近づかないけど、倖田來未の歌を聴いて頑張れるという人たちのために歌い続けます」と声を震わせながら決意を表明した。今秋に台湾で約３年９カ月ぶりの単独ライブを行うことも報告した。