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【プロ野球】

杉内→マシソン 原監督“神業”采配

2013年7月1日 紙面から

ヤクルト−巨人 6回裏終了、ピンチをしのいだ2番手のマシソン(右)と、迎える巨人の先発杉内=静岡草薙球場で(北田美和子撮影)

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◇巨人2−0ヤクルト

巨人が接戦を制した。5回無死三塁で寺内の適時打で先制。1死後に谷の今季初打点となる適時打で2−0とした。杉内は6回途中から救援を仰いだが、救援陣が無失点でつないだ。ヤクルトの石川は6イニング2失点で6敗目を喫した。

     ◇

 まだ6回だった。巨人の先発杉内が2死二、三塁のピンチを迎えると、原監督は迷わずマウンドに向かった。「マシソンで行こうと思うんだが、俊哉(杉内)の考えを聞かせてくれ」。リードは2点。打席には本塁打リーグトップタイのバレンティンを迎えた。一発で逆転の場面。指揮官は沢村賞左腕のプライドを尊重しながらも、最善策を探った。

 杉内の答えは「監督にお任せします」。後を受けた助っ人マシソンはバレンティンを1球で遊ゴロに仕留めて窮地を脱出。その後は山口、西村とつないで今季9度目のゼロ封勝ちを飾った。原監督のぶれない姿勢が生んだ完封リレーだった。

 26日の広島戦(マツダ)では登板回避したエース内海の代わりに先発させた笠原を3回途中でスイッチ。計6投手の継投でコイ打線を0点に封じた。根底にあるのは長嶋茂雄終身名誉監督から伝授された攻めの継投だ。「ミスターに教えてもらったことなんだけど後手に回るのは愚策。打たれてから代えるのは誰でもできる。責任が取れる状態で代えないといけないんだ」。継投失敗のリスクは自らが負う。その上で、受けに回らず、積極的にゲームを動かしていくのが原流だ。

 「あそこは(マシソンに)任せようと。役割というものがある」と原監督。7月2日からの甲子園3連戦を前に、2位阪神を2・5ゲーム差と突き放した。前半戦の天王山となりそうな首位攻防戦も確固たる信念を持って戦い抜く。 (臼杵秀之)

 

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