諏訪魔が3冠死守「全日の看板守る」
2013年7月1日
「全日本」(30日、両国国技館)
約11年にわたった“武藤全日本”が最後の日を迎えた。メーンの3冠戦は04年デビューの生え抜き戦士で残留する諏訪魔(36)が、やはり92年に王道マットからプロレス人生をスタートさせ、今後も全日本を主戦場にする秋山準(43)を撃破。師匠で退団表明した武藤敬司(50)への感謝の思いを明かした上で、6500人の観衆に「看板をしっかり守り続けます」と宣言した。残留組は7月14日から新シリーズを迎える。船木誠勝(44)、アジアタッグ王座奪取に失敗したカズ・ハヤシ(40)&近藤修司(35)ら離脱組は武藤と合流し、新団体へ向けて動き出すことになる。
国技館が感傷ムードに包まれた。02年2月に新日本から電撃移籍した武藤にとって、同年10月の社長就任から作り上げた“武藤全日本”が、分裂という形で終わりを迎えた。
今日の一面・終面
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