お笑いコンビを結成し、コント日本一決定戦に挑戦するあいざき進也(右)と江藤博利。70年代アイドルの底力を笑いで示す!=東京・新宿【拡大】
1970年代にアイドル界を席巻した歌手、あいざき進也(56)と4人組、ずうとるびの元メンバー、江藤博利(54)がお笑いコンビ「あいざき君と江藤くん」を結成し、コント日本一決定戦「キングオブコント2013」に初出場することが30日、分かった。
74年に歌手デビューした同期の2人は今も親しい間柄。あいざきはアイドルからバンドボーイとなり、80年に芸能活動を休止後、91年に歌手復帰。江藤はグループ解散後、副業でカラオケの雇われ店長をするなどの“珍歴”で話題に。現在、タレント業のかたわら飲食店を経営している。
コンビ結成をあいざきに呼びかけた江藤は、昨年の優勝で害虫駆除のバイト生活を卒業したバイきんぐの小峠英二(37)に触発され、同大会の出場を決意。「お笑い一本で食べていけるなんてすごい!」とコントで再ブレークを目指す。
一方のあいざきは「震災復興支援で往年のアイドルたちとコンサートをする中、僕らが新しいチャレンジをすることで同世代にエールを送りたいと思った」と中高年の星になることを誓った。
予選は1日から始まり、ネタを考案中の2人は今月末にも出場。優勝賞金1000万円について「江藤と僕と100万ずつもらって、800万円は寄付」と太っ腹に宣言すると、金欠の相方は「寄付は待って~」と懇願。決勝はTBS系で今秋生放送する。
(紙面から)