米農務省は28日、今年の米国産トウモロコシの作付面積が約9740万エーカー(3942万ヘクタール)と、1936年以来77年ぶりの史上2位の広さになる見通しを示した。ロイター通信が集計したアナリスト予想平均の9531万エーカー(3857万ヘクタール)を上回る。
米中西部産地では今春の長雨で作付面積の減少による減産が懸念されていたが、作付けはおおむね順調に進んだ。作物の成長期に入り、天候に恵まれて豊作が期待できるとの観測が出ている。「9月にはトウモロコシ価格が豊作見通しから1ブッシェル当たり4ドル台まで下げる」(米穀物調査会社アグリバイザーのベン・バックナー氏)という。
大豆の作付面積は約7770万エーカー(3145万ヘクタール)と過去最高になる見通し。この日のシカゴ穀物市場では豊作見通しから、トウモロコシ、大豆ともに今秋の収穫後の価格を反映する限月物の価格が大幅に下げた。(シカゴ支局)
トウモロコシ、作付面積、ロイター通信
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