イチゴとキシリトール
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イチゴはビタミンCの含有率が高く食品の中では最も多い部類に入ると言うことは承知していました。
5~10個食べるだけで1日に必要なビタミンCは採取できてしまう計算です。
又ガンを抑える働きもあるとも言われているようです。
総カロリーは100gで35kcalで100g中キシリトールが約350mgと豊富に含まれている事は初耳です。
初耳と言えばイチゴを食べると食後の血糖値とLDLが抑えられると言う事が発見されました。
以下引用
イチゴに心臓病・糖尿病効果あり!
英国・ウォーリック大学医学部授らの研究で、イチゴに含まれる成分が、心臓病、糖尿病を予防する機能を持っていることが明らかになりました。
イチゴを食べると食後の血糖値とLDL(悪玉コレステロール)が抑えられること、その結果として糖尿病や心臓病のリスクを低下させることになる、ということは知られていましたが、そのメカニズムに関しては明らかになってはいませんでした。
今回教授らはイチゴに含まれる成分が我々の身体の細胞内にあるNrf2(核呼吸因子2・転写因子)というタンパク質の活性化にポジティブに作用することを発見しました。
Nrf2は抗酸化や他の防御的な活動を増加させることが知られています。
その結果、Nrf2が活発に働くと血中脂質やコレステロールが減少し、心血管系のリスクを低下させることができる、ということで、こうしたメカニズムでイチゴが心臓病や糖尿病のリスク低下に効果を持つということになります。
この研究結果について教授は、イチゴが抗酸化作用を強化して、臓器や血管の健康維持にプラスに作用するメカニズムを明らかにできたことは、心臓病や糖尿病のリスクを低下させる安全かつ容易な方法として大事なことであると言っている。
以上引用
と言うものですが、この研究は、複雑で何度読んでも私には全容がつかめません。
出回る期間が短いイチゴを年間を通じて食べる事は難しいです。あれは日持ちしないのでしょっちゅうイチゴを買いにいかねばなりません。博士は「糖尿病のリスクを低下させる安全かつ容易な方法として大事なことである。」と言っていますが全く現実的ではないのです。研究室ではそこまでは考え及ばないのはむりないことでしょうがー。
それより私はイチゴに多く含まれているキシリトールに注目いたします。
キシリトールはスクロースに比べカロリーが4割低い上スクロースより吸収速度が遅いため、血糖値の急上昇や、それに対するインシュリンの反応を引き起こさない。と言う事です。
しかし他の動物にとっては危険なものでもあり、イヌに対してはインスリン過剰分泌を引き起こし、肝障害や低血糖発作を引き起こすことが知られているといいます。
獣医師による研究ではイヌが摂取した場合、多量のインスリンを放出し肝機能に影響がでるなど場合によっては生命に危険が及ぶとの報告もあるらしくこのため、イヌ科の動物には、タマネギやニンニク同様に、キシリトール入りのお菓子を与えてはいけないと言うことはあまり知られていないようですが、注意が必要ですね。
同じようにウシ、ヤギ、ウサギ、ヒヒについてもキシリトールの静脈投与により多量のインスリンが分泌されると報告されている。
と言うことです。
これらから生体はキシリトールによりインスリンを分泌すると言うことは火を見るよりも明らかです。
此処まで分かっているのにコノ安全な物が糖尿病のお薬として研究開発されないのはドーしてなのか?
と言う疑問が起こります。
突然話は変わりますがー。
主にガムなどでキシリトール配合による虫歯予防を謳っている製品がスーパーマーケットやコンビニエンスストアにありますが虫歯予防にはガムに含まれているキシリトール:炭水化物の比率が90%以上でなければキシリトール本来の効果は期待できないと言うことですからご用心です。
一例を挙げれば歯科専売のキシリトールガムは100%~90%となっているがスーパーマーケットやコンビニエンスストアで市販されているキシリトールガムは一部を除いて70~30%であり効果はありませんのです。又歯磨きのなかにもその類はありますが、口腔環境には、良い効果があるものの虫歯予防効果までは期待できないという事です。
以下詳細 wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB
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1 ■製薬会社の陰謀
自然食品が健康に良いと製薬会社が困る。 それで良いと分かっても話しは立ち消えになる、と言う事はアメリカでは特に酷い様です。
納豆のネバネバは数ある食品の中でも唯一血栓を溶かす作用がありますが、殆ど誰も知らない。 私は納豆キナーゼと言うサプリを呑みますがアメリカでは医者すら知らない。
全てお金の世界の様です。