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【三重】

三重と山形、知事も参加し農産物交流

サクランボとトマトをPRする(右から)鈴木知事と山形県の吉村知事=四日市市尾平町のJAみえきた直売所「四季菜」尾平店で

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 三重、山形両県産の農産物をPRするイベントが二十九日、県内各地のJA直売所と、菰野町菰野のアクアイグニスで始まった。ともに七月七日まで。

 「直売所交流山形県フェア」と銘打ったイベントは、両県も参加する「自立と分散で日本を変えるふるさと知事ネットワーク」の取り組みの一環。三重県内のJA直売所二十二カ所で同時に開催し、山形特産のサクランボ「サトウニシキ」、モモや洋ナシのジュースを販売している。

 四日市市のJAみえきた「四季菜」尾平店であったオープニングセレモニーで、山形県の吉村美栄子知事は「たくさん食べて笑顔になって」とPR。三重県の鈴木英敬知事も県産トマトを宣伝し「地方と地方でつながり、それぞれの食を応援しあえる関係を築きたい」と、交流を促進していく考えを示した。

 菰野町のアクアイグニスでは、直売所交流フェアに合わせ、山形県出身の奥田政行シェフらスタッフ五人で開発した料理を用意。松阪牛と米沢牛のカレーパン(それぞれ七百円)、山形産カナガシラや三重産カマスの干物の定食(八百円)など五品を提供している。奥田シェフは「旬が異なり、多彩な味ができた」と話した。

(山口登史)

 

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