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釜石の防潮堤工事 土地収用を申請 岩手県
岩手県は28日、震災で損壊した釜石市の片岸海岸防潮堤の整備事業で、土地収用の事業認定を東北地方整備局に申請した。用地取得の迅速化が目的で、復興事業での事業認定申請は初めて。 申請は、防潮堤建設予定地約7ヘクタールのうち約5.4ヘクタール。所有者を確認できない土地が少なくとも約3700平方メートル存在する。 国土交通省は、通常3カ月の事業認定手続きを2カ月以内に短縮する方針。1年から1年半かかる収用委員会の審理も迅速化を図るよう4月に通達を出している。 太田昭宏国交相は閣議後の会見で、岩手県の申請内容を把握していないとした上で「防潮堤、道路、住宅を早期完成させるのは当然。住民と十分に話し合い、事業を促進させたい」と語った。
2013年06月29日土曜日
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