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心和むソバの花 東松島・来月上旬まで見頃

白さがまぶしいソバの花

 宮城県東松島市上下堤地区の休耕田で、転作作物として栽培されているソバの花が満開になった。一面の白い花びらが風に揺れ、見物客の目を楽しませている。
 地元の農家10人で4月に設立したソバ生産・販売会社「つつみ」が、地区内の15カ所で計約13ヘクタールに作付けした。
 社長の浅野公夫さん(65)によると、ことしは高温少雨で生育が順調。7月末に刈り取る夏ソバの収量は約5トンと見込まれる。二期作で11月ごろに秋ソバを収穫する。
 ソバ栽培は4年前、上下堤転作組合が遊休農地の活用策として始め、乾麺や焼酎などの商品を開発してきた。焼酎販売に必要な免許を取得するため、組合を会社化した。
 見物に訪れた市内の女性(60)は「真っ白いじゅうたんのように花が広がり、心が穏やかになる」と話した。見頃は7月初旬まで続く。


2013年06月29日土曜日


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