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荒浜小卒業アルバム68〜74年度分求む 情報提供呼び掛け

卒業アルバムの情報提供を呼び掛ける川村校長

 東日本大震災で学区の全域が被災した仙台市若林区の荒浜小が、卒業生や地域住民に1968〜74(昭和43〜49)年度の卒業アルバムの情報提供を求めている。この7年分は学校で保管しておらず、津波でアルバムを失った卒業生に写真をデータ化して配布するため必要だという。
 荒浜小は昨秋、63年度以降のアルバムをデータ化を始めた。校歌や震災前の学校敷地内の風景写真などとともにDVDに収録し、これまで約300人の卒業生に配布した。
 68〜74年度の7年分は、被災した校舎をくまなく探してもアルバムは見つからず、川村孝男校長が在校生の保護者らを通じて情報提供を呼び掛けた。
 協力を申し出てくれた70年度卒業の女性のアルバムを確かめた結果、当時は現在のように業者に発注して製作するスタイルではなく、卒業を控えた6年生が修学旅行や学芸会などの写真を各自貼り付ける方法だったことが分かった。
 70年度の前後6年間も同様のアルバムだったかどうかは不明だが、震災前から学校になかった可能性がある。
 荒浜小は震災時に91人いた全校児童が転校などで現在は37人に減少。東宮城野小(宮城野区)の校舎を利用して授業を続けている。2016年度を目安に近隣の小学校と統合される予定となっている。
 川村校長は「津波で古里を奪われた卒業生に一人でも多く思い出を取り戻してもらいたい」と呼び掛ける。連絡先は荒浜小022(288)5027。


2013年06月29日土曜日


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