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「TPP参加断固阻止」宮城・大崎で集会、500人が気勢
 | TPP参加阻止に向けて拳を振り上げ、「頑張ろう」を三唱する参加者 |
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「TPP(環太平洋連携協定)参加・断固阻止」大崎地方大集会が28日夜、宮城県大崎市古川のパレットおおさきで開かれ、約500人が気勢を上げた。 大崎市議会(34人)の有志17人が5月に結成した「TPP参加を止めさせたい大崎市議会議員の会」が初開催し、地元農協やみやぎ生協など約60団体が協賛。地元選出の国会議員や伊藤康志大崎市長、大崎地方の町議会議長らも列席した。 議員の会の佐藤勝会長は「政権公約を変えるなら、国民に信を問うのが先だ。TPP交渉参加の表明は撤回すべきで、運動を大崎から全国に広げよう」とあいさつした。 参加団体を代表し、4団体が「TPPは暮らしを変え、地域や農業を衰退させる。素晴らしい日本の風景を残すのが本当の国益ではないか」(加美よつば農協女性部)などと決意表明。参加者は「TPP参加・撤回を求める決議」を採択した。 議員の会は決議を安倍晋三首相に手渡すため、日程を調整中。大崎市議会はこれまでTPP不参加を求める意見書を3回、国に提出している。
2013年06月30日日曜日
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