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伊勢神宮の橋板に青森ヒバ採用
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踏み板の部分に青森ヒバが活用された伊勢神宮の「宇治橋」(神宮司庁提供) |
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社殿を造り替える20年に1度の大祭「式年遷宮」の年に当たる伊勢神宮(三重県伊勢市)で、架け替えられた「宇治橋」の橋板に、本県産の青森ヒバ材が使われた。内宮(ないくう)への参道の正面玄関に当たる同橋に青森ヒバが活用されたことで、関係者は青森ヒバのブランド力向上に期待している。
伊勢神宮の神宮式年造営庁によると、遷宮での建物の建て替えや修繕は、基本的にヒノキが用いられており、青森ヒバの活用は今回が初めて。ヒバの特性である耐水性や耐久性、抗菌性が評価され、全体で用いる木材の15%程度に青森ヒバを使用するという。
宇治橋は、長さ101.8メートル、幅8.4メートル。ヒノキなどとともに青森ヒバが用いられ、橋の踏み板部分に使われた。ほかの橋の踏み板や建物の土台などにも青森ヒバが活用されている。
同庁の村瀬昌之用材課長は「宇治橋が架け替わった時、独特の香りを感じた。青森ヒバは、水や虫に強い。橋板は耐久性が求められる部分であり、時間がたつほどにヒバの強みが評価されるだろう」と語る。
ヒバの効能研究に長く取り組み、今回の式年遷宮に青森ヒバの活用を提案した県産業技術センター工業総合研究所の岡部敏弘所長は「県の木であるヒバが、歴史ある伊勢神宮の大切な場所に用いられたことは非常に喜ばしい。ヒバの価値を高め、本県の地域資源活用の可能性を広げる事例となる」と話している。
伊勢神宮の式年遷宮は30に及ぶ祭典・行事があり、今年10月に中核的な祭儀の「遷御(せんぎょ)」が行われる。
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