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【プロ野球】

ロッテは今季5度目のサヨナラ 代打サブロー安打では12年ぶり

2013年6月30日 紙面から

◇ロッテ3−2ソフトバンク

 ロッテが今季5度目のサヨナラ勝ち。2−2と追いつかれた直後の9回、1死一、三塁から代打サブローが右前打で決めた。益田が2勝目。終盤に粘ったソフトバンクだが、ファルケンボーグ、千賀がいずれも本来の切れを欠いた。

      ◇

 2−2と追いつかれた直後の9回。1死一、三塁でロッテは、代打サブローが打席に立った。千賀の初球を振り抜き、鮮やかな右前打で勝負を決めた。犠飛や押し出し四死球でのサヨナラはあったが、安打では自身実に12年ぶり。37歳のベテランは「初球からいこうと思っていた。甘いところに入ってきた」と満足げに振り返った。

 8回に角中の二塁打で勝ち越し、9回は抑えの益田で逃げ切る構えだった。だが、守備の乱れから再び同点とされた。漂いかけた嫌な雰囲気を、ベテランが振り払った。伊東監督は「出番が来たときに準備をしてくれている。チームを救ってくれた」と胸をなで下ろした。

 22日から9連戦を迎えていた。チームが首位を走る一方、各選手の疲労もたまっていたが、苦しい日程も30日でようやく一段落。“最終戦”に向け、サブローは「ひとつの節目だと思って、みんなで束になってかかっていきたい」とチームの思いを代弁した。

 

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