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【プロ野球】阪神 今季7度目のサヨナラ 巨人に再接近1.5差2013年6月30日 紙面から ◇阪神4−3広島阪神がサヨナラ勝ちで3連勝。1−3の5回に西岡の適時内野安打、大和のスクイズで同点。9回2死一、二塁では大和が自身初のサヨナラ打を放った。救援陣が踏ん張り、福原は3勝目。広島は今季最多借金11。久本が2敗目。 ◇ 2試合続けて3点のビハインドをはね返した。阪神は今季7度目のサヨナラ勝ちで3連勝。主役の座に就いたのは大和だった。 9回2死一、二塁。カウント1−1から久本の140キロの真っすぐをとらえ、前進守備の左翼の頭を越える適時二塁打を放った。プロでは初めてのサヨナラ打。祝福するナインの中で笑みが弾けた。 「やっちゃいましたね。ベンチの中では打席が回ってこいと思っていたし、まさかああいう形で回ってくるとは。チームの皆さんに感謝したい」 お立ち台の大和には一塁側アルプス席からひときわ大きい歓声が上がっていた。出身地の鹿児島県鹿屋市から両親と応援団が、フェリーで駆けつけた。観戦はこの日限り。その声援を背に3点を追う4回には先頭で四球を選び二盗にも成功。マートンの適時打で反撃のホームを踏んだ。西岡の適時内野安打で1点差に迫った5回には、1死一、三塁で一塁前にセーフティースクイズを決め同点とした。 「こんなうれしいことはない。(9回は)決めてやろうという気持ちじゃなく後ろにつなごうと。外野が前に来ているのは分かっていたけど、頭を越すのは難しいと思っていたんだけど」 本人の予想を上回る会心の一打。ことあるごとに直接指導してきた和田監督は「2番打者だけど、得点圏では勝負強いし、最後は何かしてくれそうだったし、打ってくれると思っていた」と、その成長ぶりに目を細めていた。 (中山隆志) PR情報
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