殺人:広島の民家に2遺体 男を確保 祖父と伯父を殺害か
毎日新聞 2013年06月30日 08時57分(最終更新 06月30日 10時16分)
30日午前3時35分ごろ、東広島市西条町下見の農業、東猛さん(80)方から「助けてくれ」と110番があった。駆けつけた広島県警東広島署員が、東さんと、長男の無職、雄一さん(56)が死亡しているのを発見した。通報してきた東さんの孫で無職の男(23)が「自分がやった」と犯行を認めているという。男は自分で手首を切って病院で治療を受けており、県警は回復を待って殺人容疑で逮捕する方針。
県警によると、東さんと雄一さんは、それぞれの寝室で倒れていた。現場には凶器と見られる血の付いた包丁が落ちていた。
東さんは7人家族で、雄一さん、東さんの長女(48)とその夫(59)、治療を受けている男を含む夫婦の息子3人と暮らしていた。県警は家族内で何らかのトラブルがあったとみて捜査している。【黄在龍、石川裕士】