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「34階建ての木造高層ビル」:スウェーデン

2013/06/27

C.F.モーラー社の設計では、ほとんどに木材が使用される。梁や柱、天井、壁がすべて木材になるが、現在の設計では建物を安定させるためにコンクリートの芯材を使用する。

 C.F.モーラー社の設計では、ほとんどに木材が使用される。梁や柱、天井、壁がすべて木材になるが、現在の設計では建物を安定させるためにコンクリートの芯材を使用する。

 さらに下層階では木製の梁で覆った非常に細い鋼鉄の柱で補強して、34階建ての重みを支えると同時に耐火性を高める(水分を保持する能力を考えると、実は木材は耐炎性に非常に優れているという)。

 この設計はまだ提案に過ぎないが、木材を将来の大規模建築物に使用することは可能だとレリンゲ氏は考えている。

 「スウェーデンでは、サステナブルな建築物をつくるという難題に真剣に取り組みたいならば、木材を利用する必要があると考えられている」

部屋の壁や床も、もちろん木製。ヴェランダはエネルギー効率のためにガラスで覆われている。
部屋の壁や床も、もちろん木製。ヴェランダはエネルギー効率のためにガラスで覆われている。

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読者のコメント (2 件)  ※[ログイン]すると全文表示、投稿・投票ができます
「下層階では木製の梁で覆った非常に細い鋼鉄の柱で補強」
木製の梁とは、木製の積層材なのでしょうか?梁(水平)と柱(垂直)は直交する材料ですが。。。
(albart 2013/06/27 11:48)

 このコメントが 参考になった:1 参考にならなかった:2
ただの被服・化粧仕上げ材じゃないですか。構造的な面点を強いて挙げれば座屈防止の補強。
木造というのは「羊頭狗肉」に近い誇張表現です。
(かおいぇ 2013/06/27 09:37)

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