国際ウルムチでも2人死傷 ウイグル族へ警官発砲2013.6.29 22:08

  • [PR]

国際

  • メッセ
  • 印刷

ウルムチでも2人死傷 ウイグル族へ警官発砲

2013.6.29 22:08 アジア・オセアニア
中国新疆ウイグル自治区ウルムチで開かれた対テロ治安維持決起大会で隊列を組む武装警察隊員=29日(共同)

中国新疆ウイグル自治区ウルムチで開かれた対テロ治安維持決起大会で隊列を組む武装警察隊員=29日(共同)

 中国新疆ウイグル自治区ウルムチで29日までに、少数民族のウイグル族の男性2人が警察の発砲を受け、1人が死亡、もう1人が負傷していたことが分かった。複数の地元住民が明らかにした。詳細は不明だが、漢族とウイグル族との対立が背景にある可能性がある。

 同自治区ではトルファン地区のピチャン県ルクチュンで26日、衝突で35人が死亡。自治区南部のホータンでも28日に暴力事件が発生し、米メディアによると、少なくともウイグル族2人が警察に射殺された。

 関係者によると、発砲事件があったのは、ウルムチ南部の貧しいウイグル族が集中する地区で、今月28日。ウイグル族の男性(20)は「この地域は常に厳しく監視されており、当局への反発が強まっている」と語った。(共同)

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital