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会社分割で「21世紀フォックス」誕生
6月29日 20時39分

会社分割で「21世紀フォックス」誕生
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アメリカのメディア大手、ニューズ・コーポレーションは、おととし発覚した盗聴事件をきっかけに進めてきた会社の分割手続きを完了させ、新聞などの出版部門が従来の社名を引き継ぎ、テレビや映画などの娯楽部門は社名を「21世紀フォックス」に改めました。

ニューズ・コーポレーションは、アメリカのフォックステレビや映画の20世紀フォックス、それにウォール・ストリート・ジャーナルや、イギリスのタイムズなどの有力紙を抱える巨大メディアグループとして大きな影響力をもっていました。
しかし、おととしイギリスで発覚した盗聴事件をきっかけに、株主の間でルパート・マードック会長が推し進めた拡大路線への批判が高まったことから経営体制の見直しを迫られ、会社の分割を進めてきました。
ニューズ・コーポレーションは、28日、グループを再編して2つの会社に分割する手続きが完了したと発表し、それによりますと、新聞などの出版部門が従来の社名を引き継ぎ、テレビや映画など娯楽部門は社名を「21世紀フォックス」に改めました。
両社の株式は来月からナスダック市場で取り引きが始まる予定です。
マードック氏は、21世紀フォックスのCEOに加え、分割された2つの会社で共に会長を務めるということで、引き続き両社の経営に影響力をもつことになります。

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