六右衛門大明神（ろくうえもん）
　　　千住太郎大明神（せんじゅうたろう）
　　　鹿の子大明神（鹿の子）
　　　　　六右衛門は「阿波の狸合戦」の主人公。四国の総師として津田山の穴観音に鎮座する
　　　　著名な狸。小松島の金長は正一位を受けるために総大将の六右衛門に弟子入りをした。
　　　　才能を見込んで娘の「鹿の子」の養子にと考えたが、金長は育ててくれた紺屋大和屋茂
　　　　右衛門の恩義を思いだし辞退した。金長に反逆心があるとして「阿波の狸合戦」が始ま
　　　　り六右衛門は戦死し、息子の「千住太郎」が跡目を継いだ。

　　　　　＊津田西町、穴観音