阿波狸合戦古戦場
   高坊主大明神(たかぼうず)
     新浜の地切れ山は、宅地造成でなくなったが、高坊主はここにいたという。月見の名
    所だったこの山に、背の高い坊主に化けて人を驚かせたという。
    勝浦川一帯は、天保の昔、天下分け目の「阿波の狸合戦」が展開された古戦場である。
    右岸は小松島の金長勢、左願は津田の六右衛門勢。互いに死力を尽くしての激戦の激戦。
    跡には屍が累々と川床を埋めたという。


     *新浜本町二丁目、勝浦浜橋のほとり