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男性「子ども守ろうと必死だった」
6月28日 16時30分

東京・練馬区の小学校の正門前で下校途中の1年生の児童3人が男に刃物で切りつけられた事件で、現場の横断歩道で子どもが男に襲われたときに助けに入った71歳の誘導員の男性は、事件の様子について「10人ほどの児童が正門前の横断歩道を渡り終わった直後、男が子どもたちに近づいてきたと思ったら突然、『キャー』という叫び声が聞こえた。男はポケットから刃物のようなものを出して振り回していたので、交通誘導用の旗を振り上げて向かっていったら、男は目の前に止めてあった車に乗り込みものすごい速さで逃げていった。倒れた子どもたちに近づくと2人が首のあたりを手で押さえていた。『すぐ助けるから大丈夫だよ』と近所の人たちと子どもたちを励ました」と話していました。
また、男が確保されたことを受けて、「男が捕まって安心したが子どもが傷ついてしまったことはとても残念に思う。事件が起きたときは、とにかく子どもたちを守らなければ、という思いで必死だった」と話していました。

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