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怖かったが…学童誘導員が旗で立ち向かう
２８日、東京・練馬区の小学校の前で、男子児童３人が切りつけられる事件があり、警視庁は現場から逃走した男を逮捕した。
２８日午後１時４０分頃、練馬区立大泉第一小学校の前で、男が下校していた１年生の男子児童３人に刃物で切りつけ、首などを切られた児童２人が重傷、１人が軽傷を負った。この事件で、現場で男に立ち向かった学童誘導員・広戸勇さん（７１）が当時の状況を語った。
広戸さん「（男が）子供十何名の輪の中に入ってナイフを振り回している。（ナイフは）折りたたみ式の２０センチあるのかないのか。ちょっと怖かったですけれど、ひるんでいたら子供がやられちゃうから。私は１メートルの棒（横断旗）を持っていたので、向かっていった。向こうは私の方に向かってナイフを振り回してきた。私はひるむわけにはいかないので、いつまでも追いかけてやっていたわけ。向こうは諦めて逃げた」
男は車で逃げたが、約５０分後に埼玉・三芳町で身柄を確保された。車内から果物ナイフが見つかり、警視庁はその場で、練馬区に住む職業不詳・小見祥太郎容疑者（４７）を銃刀法違反の疑いで逮捕した。警視庁は、児童への切りつけについても、容疑が固まり次第、逮捕する方針。
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