児童3人切りつけ 身柄確保の男逮捕6月28日 19時12分
28日午後、東京・練馬区の小学校の正門の近くで、下校途中の1年生の児童3人が男に刃物で切りつけられ、首などに軽いけがをしました。
男は車で逃走しましたが、埼玉県内で身柄を確保され、警視庁は銃刀法違反の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは現場近くに住む47歳の男で、事件について「知らない」などと話しているということです。
28日午後1時40分ごろ、東京・練馬区大泉町の区立大泉第一小学校の正門近くの路上で、下校途中だった1年生の児童3人が男に刃物で切りつけられました。
警視庁などによりますと、けがをした3人のうち、2人は6歳で、ともに首に切り傷を負ったほか、もう1人は7歳で、右ひじに切り傷を負ったということですが、程度は軽いということです。
男は車から降りたあと、信号待ちをしていた子どもたちに向かって無言のまま刃物を振り回したということです。
事件後、男は車に乗り込んで埼玉県方向に逃走したため、警視庁や埼玉県警が行方を捜査していましたが、およそ50分後に、警戒に当たっていた警察官が10キロほど離れた埼玉県三芳町にあるコンビニエンスストアの近くで、現場から逃走した青い車を発見し、運転していた男の身柄を確保しました。
身柄を確保されたのは現場近くに住む職業不詳の47歳の男で、車内から刃渡り9センチの果物ナイフが見つかったことから、警視庁は銃刀法違反の疑いで逮捕しました。
警視庁によりますと、男は「私はナイフを2本持っていたが、悪いことには使っていない」と供述し、事件についても「知らない」などと話しているということです。
警視庁は傷害などの疑いで男を本格的に調べるとともに、取り調べに対する受け答えの状況などから、刑事責任能力があるかどうも調べることにしています。
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