マートンのタイムリーで西岡(左)に続き生還した大和(右)(真ん中は次打者の新井)【拡大】
(セ・リーグ、阪神7-4広島、6回戦、3勝3敗、28日、甲子園)延々と続くノーヒットの重苦しい雰囲気を払拭したのが、大和だ。七回の先頭で武内の真っすぐを鮮やかに中前へと弾き返した。「とにかく塁に出ることだけを考えていた」。二盗にも成功し、マートンの適時打にもつなげた。一回無死一塁では2球目に送りバント失敗。3球目の変化球はストライクだったが、バットを引き、スタートを切っていた一走の西岡が盗塁死した。チグハグで先制機を演出できなかった2番だが、挽回とばかりに、逆転への口火となるホームを踏んだ。
(紙面から)