BSEの全頭検査、一斉廃止 7月から「48カ月超」 (06/28 11:40)
千葉県は28日、牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査廃止を決めた。厚労省によると、全頭検査を実施してきた全75自治体が6月末の一斉廃止でそろった。食の安全・安心確保のため2001年に導入された全頭検査は12年で役割を終え、7月1日以降は月齢48カ月超の牛に限って検査が実施される。 田村厚労相は28日の閣議後の記者会見で、全頭検査について「国民の不安を払拭するのに意味はあった。日本が(BSE発生リスクの観点から)最も安全な国に入り、『必要ない』という流れになった」と述べた。 |