Cervarix.jp 子宮頸癌疾患情報

「効能・効果」「効能・効果に関連する接種上の注意」、「用法・用量」、「用法・用量に関連する接種上の注意」、「接種不適当者を含む接種上の注意」等については、製品添付文書をご参照ください。

臨床試験成績(4価HPVワクチンとの免疫原性の比較)

サーバリックスは免疫応答誘導能が高く、3回の接種によりHPV 16型および18型に対する高い抗体価が維持されました。

3回接種により、サーバリックス群では24ヵ月目まで、HPV 16および18に対する抗体価が自然感染レベルより有意に高く維持され、抗体陽転率は100%でした。

HPV 16および18に対する中和 抗体価・抗体陽転率[海外データ]

図:HPV 16および18に対する中和 抗体価・抗体陽転率[海外データ]

対象:
18~45歳の健康女性1,106例
方法:
第Ⅲ相多施設共同無作為化観察者盲検試験。サーバリックスを0、1、6ヵ月後、または4価HPVワクチンを0、2、6ヵ月後とそれぞれ3回接種した。0、6、7、12、18、24ヵ月目におけるHPV 16および18に対する中和抗体価をPBNA(Pseudovirion-Based Neutralization Assay)法により測定した。
安全性:
臨床的に重要な症状の発現率は、サーバリックス群で40.0%(221/553例)、4価HPVワクチン群で34.7%(192/553例)であった。新たな慢性疾患および新たな自己免疫疾患の発症率は、サーバリックス群で3.6%および1.1%、4価HPVワクチン群で3.8%および1.8%であった。重篤な有害事象発現率は、サーバリックス群で4.2%、4価HPVワクチン群で4.0%であった。

Einstein MH et al.:Hum Vaccin 7(12):1343-1358, 2011より改変

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