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【プロ野球】

「山井らしい投球」 ノーヒッターにブラ脱帽

2013年6月29日 紙面から

◇中日9−0DeNA

 中日の山井が無安打無得点試合を達成して今季2勝目を挙げた。変化球を低めに集め、許した走者は四球の4人だけ。打線は1回にクラークの中前打など7長短打で7点を先制した。DeNAは打線に工夫がなく山井の術中にはまった。

     ◇

 3打数無安打に抑えられたDeNAのブランコは、悔しさのあまり試合後、1時間も室内練習場でマシン相手に打ち込んだ。異例の特打で大粒の汗を流した。「山井はいいピッチングだった。フォークと高めのストレートが良かった。ストライクを先行させて、打ち取っていった。彼らしいピッチングがノーヒットノーランを達成させたと思う」と脱帽だ。

 中畑監督は語るほどに悔しさが込み上げた。

 「そんなにボールが切れているわけじゃない。打たされているというのか、初回の失点シーンのゲームの悪い雰囲気からギアチェンジできなかった」

 1回に先発の井納が7失点。守勢に回ったことで淡々と試合を運んでしまった。「2年連続か。あれよあれよという間だった」と指揮官。昨年は前田健(広島)に喫した無安打無得点。2年連続の屈辱なのだ。

 中畑監督は「打線がいいと言われているので、頭をかち割られた感じだね。見せしめじゃないけど何事も前向きにいきたいね」と気を取り直していた。 (後藤慎一)

 

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