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【プロ野球】

マートンV打 虎大逆転、8回一挙6点

2013年6月29日 紙面から

阪神−広島 8回裏、マートン(中)の勝ち越し打に沸く阪神ナイン=甲子園球場で(山口登撮影)

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◇阪神7−4広島

 阪神が8回に一挙6得点で逆転勝ち。1−4のこの回、相手守備の乱れに乗じて攻め、マートンの2点中前打で逆転。今成の2点三塁打で突き放した。渡辺が今季初勝利を挙げ、加藤がプロ初セーブ。広島は武内の快投をふいにした。

     ◇

 相手の自滅で転がり込んできた阪神のチャンスでマートンが決めた。広島内野陣の2失策に乗じて1点差まで追い上げた8回。なお2死二、三塁でミコライオから逆転の中前2点適時打を放った。さらに今成の2点適時三塁打も飛び出し一挙6点。逆転勝ちだ。

 「本当に興奮しています。両親が来ていて素晴らしい勝ち方ができたし、ファン、球場の雰囲気も素晴らしかった」。前日に米国から来日した両親を球場に招待。目の前で最高の活躍を見せた助っ人4番にとっても、まさかの逆転劇だったようだ。

 甲子園の神通力が相手のミスを誘ったのか。1軍実績がほとんどない広島・武内に6回までノーヒットノーランに抑えられ敗戦濃厚だった。和田監督は「甲子園の声援がエラーを呼んだ。(8回の攻撃開始の)あの時点で3点差があって、(それでも)1人出ただけで押せ押せになってくる。かなり相手もプレッシャーが掛かるんじゃないか」と口にした。勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし−を地でいく一戦。「あのまま負けたら、ちょっと心配になるけど逆に勢いづけてくれた」と指揮官。ラッキー白星で巨人追撃に勢いづきたい。 (中谷秀樹)

 

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