遠隔操作事件で追起訴、捜査終結 「立証に自信」と検察パソコン(PC)遠隔操作事件で東京地検は28日、他人のPCを遠隔操作ウイルスに感染させるなどしたとして計三つの事件について、不正指令電磁的記録供用と威力業務妨害の罪で、元IT関連会社社員片山祐輔容疑者(31)を追起訴した。 起訴は今回で4回目。4人が警察に誤認逮捕されることになった遠隔操作事件など計10事件で起訴し、捜査は終結した。 東京地検の稲川龍也次席検事は記者会見を開き「予断と偏見を持たずに証拠を見れば、片山被告が犯人であると認定できる。立証に自信がある」と話した。 片山被告は2月の逮捕以降、勾留理由開示の法廷などで一貫して無実を主張している。 【共同通信】
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