警察が取り押さえた男性死亡

6月28日 23時2分

横浜市の住宅で、「息子が暴れている」という通報を受けて駆けつけた警察官に取り押さえられた男性が意識をなくし、搬送先の病院で死亡しました。
警察は、男性の死因や当時の状況を詳しく調べることにしています。

２８日午前１１時５０分ごろ、横浜市泉区の住宅で、この家に住む７０代の女性から「息子が暴れている」と警察に通報がありました。警察によりますと、駆けつけた警察官が２階の部屋にいた４３歳の無職の男性を取り押さえたところ、ぐったりして意識を失い、搬送先の病院でおよそ２時間後に死亡したということです。
警察によりますと、最初に警察官２人が暴れる男性の両手に手錠をかけ、うつぶせにしたうえ、床に押さえつけましたが、さらに暴れたことから、その後、別の警察官２人が首や下半身を押さえつけたところ、次第に呼びかけに応じなくなったということです。
男性を押さえつけていた時間は、およそ１０分間で、このうち首を押さえていた時間は１、２分ほどだったということで、警察は死因や当時の状況を詳しく調べることにしています。
泉警察署の川名愛司副署長は「事実関係を確認し、適正に対応いたします」とコメントしています。