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【発明の名称】 |
遺灰散骨方法及び装置 |
【発明者】 |
【氏名】武笠 文吉 |
【課題】この発明は粉骨よりなる遺灰を散骨する場合花火により美しく飾ることにより参列者に感動を与え深い思い出を残すことが出来るようにした遺灰散骨方法及び装置を提供するものである。
【解決手段】この発明は粉骨よりなる遺灰を内蔵した花火を打ち上げて散骨することを特徴とする遺灰散骨方法を提供するものである。この発明はまた粉骨よりなる遺灰を内蔵した花火より成ることを特徴とする遺灰散骨装置を提供するものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 粉骨を内蔵した花火を打ち上げて散骨することを特徴とする散骨方法。 【請求項2】 粉骨を内蔵した花火より成ることを特徴とする散骨装置。 【請求項3】 請求項2記載の散骨装置であって、前記粉骨は袋に収容して花火内にあることを特徴とする散骨装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は散骨方法及び装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来散骨は海或は山で特別の装置を用いることなく単に撒散らすことが行なわれてきた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この発明は散骨する場合花火により美しく飾ることにより参列者に感動を与え深い思い出を残すことが出来るようにした散骨方法及び装置を提供するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は粉骨を内蔵した花火を打ち上げて散骨することを特徴とする散骨方法を提供するものである。この発明はまた、粉骨を内蔵した花火より成ることを特徴とする散骨装置を提供するものである。 【0005】 【発明の実施の形態】図1に示すこの発明の一実施例において、10は花火と同様に球状にした散骨装置を示し、粉骨を内蔵した花火より成るものである。12は導火線、13は起爆剤、14はこの起爆剤の外側に配置し起爆剤の爆発により飛散して熱により燃焼し移動しながら花火特有の光を発する多数の発光部材である。15はこの発光部材と混在して配置しそれぞれ粉骨を収容した紙或は合成樹脂製等より成る多くの袋である。17は外側を包囲する何枚も貼合わした紙等より成る表面部材である。粉骨を収容した袋15は発光部材14と混在させることなく例えば発光部材14の外側又は内側に配置してあってもよい。このようにする場合には袋15の個数を少なくして容量を大きくすることが出来る。 【0006】前述したように構成した散骨装置10は普通に使用されている花火と同様な装置により打上げる。適当な高さに達して起爆剤13が爆発すると発光部材14が飛散しかつ熱により燃焼して特有の光を発しながらゆっくり落下し、かつ起爆剤13の爆発時に袋15が破壊され飛散して粉骨が広い範囲で落下することになる。 【0007】 【発明の効果】この発明は前述したように構成してあるから、単に撒散らして散骨する場合に比較して花火により飾ることにより参列者に感動を与え深い思い出を残すことが出来るようになるという効果を有するものである。
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【出願人】 |
【識別番号】397043145 【氏名又は名称】株式会社農協葬祭事業センター
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【出願日】 |
平成9年(1997)11月11日 |
【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】勝部 明長
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【公開番号】 |
特開平11−137411 |
【公開日】 |
平成11年(1999)5月25日 |
【出願番号】 |
特願平9−323912 |
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