2013.6.28 05:01(2/2ページ)

虎・マートン熱望!大谷クン投げて来い/球宴

シーズン同様、球宴でも真剣勝負することを誓った

シーズン同様、球宴でも真剣勝負することを誓った【拡大】

 初めて選手間投票で出場切符をつかんだ。マートンは、対戦したい投手を問われると、満面の笑みを浮かべて即答した。

 「大谷選手(日本ハム)が選ばれている。彼は野手で選ばれたと思うけど、交流戦で投手として対戦できなかったので、対戦できればうれしい。(過去に)ダルビッシュ選手(現レンジャーズ)や田中選手(楽天)とも対戦してきて、楽しかった。大谷選手もメジャーからも声がかかるぐらいの素晴らしい投手。彼は真っすぐがすごく速いと思うしね」

 虎のヒットメーカーは、2010年にダルビッシュ(1打数無安打)、11年に田中(1打数1安打)と対決した。そして今回、リーグ2位の打率・345、7本塁打、40打点を残す助っ人が指名したのが「投手・大谷」だ。話題の二刀流ルーキーはファン投票で外野手としての選出だが、熱く熱く呼びかけた。

 それだけに、1996年のオールスターで当時オリックスのイチロー(現ヤンキース)が登板した前例を伝え聞くと、「ワオッ!! ノーアイデア(知らなかった)」と驚いた。

 続けて、「イチロー選手みたいに登板すれば、イチロー選手みたいな素晴らしい選手になるかも。彼が、次のイチローみたいな選手になるのでは」と、球宴で二刀流をすることは金の卵の飛躍につながるとまで熱弁した。

 ただ、希望がかなったとしても、力勝負に長打を狙うフルスイングで応えるわけではない、ということを強調した。

 「投手は真っすぐを投げる可能性は高いし、打者も大きいのを狙おうかなという選手が多いかもしれない。だけど、僕の場合はユニホームを着てしまうと、自分のスタイルを変えることはできない。もともと自分がそういう打者じゃないから」

 マートンにとって球宴も真剣勝負の場だ。最速160キロ右腕と相まみえる瞬間を心待ちにし、まずはシーズンに全力を注ぐ。

 この日は甲子園でフリー打撃などで調整。約3週間ぶりとなる聖地では今季、打率353、4本塁打、17打点。球宴で黄金ルーキーとの対決を心待ちにしているM砲だが、今は、虎打線を引っ張ることしかアタマにない。 (小松 真也)

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(紙面から)