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【大リーグ】

イチロー、2戦連続弾含む“猛打賞”

2013年6月28日 紙面から

◇レンジャーズ8−5ヤンキース

 【ニューヨーク穐村賢】前夜に劇的なサヨナラ弾を放ったヤンキースのイチロー外野手(39)は26日、地元でのレンジャーズ戦に2番右翼で出場し、2戦連発の2ランを含む4打数3安打2打点、1盗塁。5−8で競り負けたチームにあって今季5度目の“猛打賞”と出色の活躍を見せた。

 3点を追う7回。2死三塁で迎えた第4打席。レ軍の救援左腕ロスの5球目、内角の93マイル(約150キロ)の直球を振り抜くと、打った瞬間にそれと分かる打球は右翼2階席へと着弾する特大の一発となった。最少得点差に迫る一撃で、ロスをマウンドから引きずり降ろした。

 イチローは6回無死一塁でも右翼線二塁打。初対戦の先発グリムがカウント2−2からイチローに初めて投じたカーブに「(球種として)持っているのは知っているけど、追い込まれてるから、それ(カーブ)を待つリスクは負えない」と言いながらもしっかり対応。二、三塁と好機を広げ、それまで1失点と 好投を続けていたグリムを降板させた。

 8回守備から「誰かが塁に出なければ(9回に)イチローまで回らない状況だった」(ジラルディ監督)という不可解な理由で退いたが、不満をぶちまければチーム内に無用の“不協和音”が生まれることは必至。「それでプラスを生むことはない。(出番が)終わった直後にトレーニングに走る。明日の準備。それしかできないですから」と“大人の対応”で27日の第3戦に備えた。

 

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