宮城のニュース

宮城・石巻市教委が大川小遺族と来月協議

 東日本大震災で児童・教職員計84人が死亡、行方不明となった宮城県石巻市大川小をめぐり、市教委は26日、昨年10月以来途絶えている児童遺族との話し合いを7月中に開くことを明らかにした。市議会環境教育委員会で説明した。
 境直彦教育長は「遺族と早急に協議し、日程や内容を詰めるよう最大限努力したい」と述べた。次回の話し合いは、2月に設置された第三者検証委員会の運営を指導・監督する県教委が進行役を務める。
 市教委は「検証に支障のない範囲でお答えしたい」として、テーマなどを遺族側と調整する考え。7月7日に検証委の中間報告がまとまるため、遺族側は同28日の開催を要望している。
 遺族側は昨年12月以降、話し合いの開催を再三提案したが、市教委は検証委の議論に影響を与えかねないとして応じていなかった。環境教育委は今月12日、早急に対応策を示すよう市教委に求めていた。


2013年06月27日木曜日


Ads by Google


△先頭に戻る

新着情報
»一覧
特集
»一覧
  • 47NEWS