事件【なりすましウイルス】片山被告きょう追起訴 東京地検方針 遠隔操作、捜査終結へ2013.6.28 07:06

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【なりすましウイルス】
片山被告きょう追起訴 東京地検方針 遠隔操作、捜査終結へ

2013.6.28 07:06
片山祐輔容疑者

片山祐輔容疑者

 4人が誤認逮捕された遠隔操作ウイルス事件で、横浜市内の小学校とアイドルグループに対する襲撃予告を書き込んだなどとして、東京地検が28日に、威力業務妨害罪と不正指令電磁的記録(ウイルス)供用罪で、元IT関連会社社員、片山祐輔被告(31)、ハイジャック防止法違反罪などで起訴=を追起訴する方針を固めたことが27日、関係者への取材で分かった。

 片山被告はこれまでに警視庁、三重県警、大阪府警に誤認逮捕された3人の事件を含む計7事件で逮捕・起訴された。神奈川県警の誤認逮捕分を含む今回の追起訴が最終となり、一連の事件について、捜査は終結する見通し。片山被告は一貫して容疑を否認している。

 関係者によると、片山被告は昨年6月、当時少年で都内に住んでいた男性のパソコンを不正に操作。横浜市のホームページに市内の小学校の児童らを殺害するとの襲撃予告メールを送り、休校させるなどして業務を妨害したとされる。

 さらに、同7~9月には、米国のサーバーなどに無料ソフトを装った遠隔操作ウイルスを保管し、6人のパソコンに感染させ、同8月、感染した神奈川県の男子専門学校生(21)のPCを遠隔操作して、ネット掲示板にアイドルグループへの襲撃予告を書き込んだとされる。

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