:2013/06/27 (木) 23:12
ダドリーNY連銀総裁の金融政策に関する発言が伝わっており、先週のFOMC後のバーナンキ議長の会見内容を踏襲す内容となっている。
経済状況の進展につれて資産購入のペース改める可能性。経済見通しに一致すればことし後半に購入規模の縮小着手。この想定なら来年前半は緩やかに縮小し年半ばごろに終了。購入終了時点で失業率は7%近辺になるだろう。
また、時期などについては経済指標次第という点を強調し、利上げ自体には慎重姿勢を示している。
経済見通しが悪化すればペースを上げて長期間購入を継続。資産購入を継続する限り金融政策は事実上の追加金融。バランスシート上の資産の大半は長期間保有するとみられる。短期金利の引き上げはずっと遠い将来になる見込みが大きい。インフレが目標をかなり下回っている事実が関連している。大半のFOMC出席者は15年まで利上げ着手しないと予測。
ドル円は98.30付近、ユーロドルは1.3025近辺での推移。
USD/JPY 98.30 EUR/USD 1.3025