米中古住宅販売成約指数:前月比6.7%上昇、約6年ぶり高水準
6月27日(ブルームバーグ):5月の米中古住宅販売成約指数は前月比で上昇し、約6年ぶりの高水準となった。
全米不動産業者協会(NAR)が27日発表した5月の中古住宅販売成約指数 (季節調整後)は前月比6.7%上昇して112.3と、2006年12月以来の高水準。伸び率は2010年4月以来の最大だった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査の予想中央値は1%上昇。
前月は0.5%低下(速報値は0.3%上昇)に下方修正された。
ジャニー・モンゴメリー・スコットのチーフ債券ストラテジスト、ガイ・リーバス氏は統計発表前に、「住宅市場はかなり健全だ」と指摘。「新築でも中古でも住宅を購入すれば、家具などの装備が必要になる。住宅販売によるいわば二次的効果が成長を支えている」と述べた。
5月の同成約指数は季節調整前の前年比では12.5%上昇した。
原題:Pending Sales of Previously Owned U.S. Homes Jumped 6.7%(1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Jeanna Smialek jsmialek1@bloomberg.net
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更新日時: 2013/06/28 00:22 JSTニュース一覧
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