:2013/06/27 (木) 21:42
一連の米経済指標発表直後にドル円が98円を割り込んで97.80近辺まで下落した。ユーロ円は127.40近辺、豪ドル円は91.00近辺まで下押しした。しかし、すぐに円安方向に値を戻している。円買いになりそうなのが新規失業保険申請件数が34.6万件と予想34.5万件をわずかに上回ったこと。しかし、過剰な反応だったようだ。現在は98.10近辺へと買い戻されている。その他の指標では、個人所得が前月比+0.5%と予想+0.2%を上回ったほか、個人支出は+0.3%と予想と一致している。PCEコアデフレータは前月比、前年比とも予想通り。PCEデフレータは前年比+1.0%と予想+1.1%をわずかに下回ったが、前回の+0.7%からは伸びている。また、米株先物は買いの反応。唯一、米10年債利回りが一時2.48%へと低下したことがドル円の売り材料だった。
USD/JPY 98.10 EUR/JPY 127.87 GBP/JPY 149.73 AUD/JPY 91.37